美容や健康に敏感なダイエッターたちの間で話題のブラックジンジャー(クラチャイダム)。脂肪を減少させる機能性表示食品の原料として知られていますが、中には「使ってみたけど実感できなかった」という声もちらほら聞こえます。
今回は、研究やデータ結果を参照に、ブラックジンジャーは本当にダイエットに効果的なのかをチェック!「ブラックジンジャーを摂取しているのに、なぜか実感が得られない人」に共通する、ダイエットのNG習慣についてもご紹介します。
※なお本記事は、弊社から監修者に依頼し、いただいたコメントを編集して掲載しています。
【監修者プロフィール】
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吉川タカコ/パーソナルトレーナー・ダイエットアドバイザー・ベリーダンサー 株式会社リブラ代表取締役。同志社大学神学部卒業。フィットネス&ファスティングのスペシャリストであり、現役のベリーダンサー。ダンス、体操などのスポーツ教室(スタジオティティ 神戸六甲)を軸に、健康・美容・痛み解消に関するクラスを多数開催しており、中でも日本人の体質に合った「グループファスティング」が人気。健康と美容の豊富な知識をもとにエビデンスのあるアドバイスを行うことに定評がある。各種体操指導資格、解剖生理学イギリスITEC認定国際ライセンス取得。
ブラックジンジャーから期待できる働きとは?

ブラックジンジャーはショウガ科バンウコン属の植物で、原産国のタイでは古くから家庭や健康対策に活用されてきました。滋養などによる有用性が期待でき、タイでは王国厚生省認定のプロダクトチャンピオン*として、健康対策のために親しまれています。
近年では、ブラックジンジャーに含まれるポリフェノールのポリメトキシフラボンという成分に注目が集まり、日本だけでなく世界各地でダイエット用商品として活用されるようになりました。エビデンスのある機能性関与成分として知られるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、いったいどんなダイエット効果が期待できるのでしょうか?
主要な3つの働きを見てみましょう。
お腹周りの脂肪を減らす
ブラックジンジャーが注目されている大きなポイントのひとつが、BMIが高めの方の腹部の脂肪減少サポートです。ポリメトキシフラボンは、腹部の皮下脂肪や内臓脂肪にアプローチするとされており、お腹周りの贅肉に悩む人や脂肪対策に敏感な人たちから大きな関心が寄せられています。
研究調査では、BMI 24~30の男女がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12㎎を12週間摂取した研究レビューで、平均で皮下脂肪-9.5㎠、内臓脂肪-4.3㎠の減少がみられたという報告も。食事や運動で一生懸命に贅肉対策を行っても、いったんついてしまったお腹の贅肉はなかなか手強いものです。日々のダイエットに、ブラックジンジャーをプラスすれば、より効率よく脂肪を減少させることができるかもしれません。
脂肪の消費を促進する
ブラックジンジャーに含まれるポリメトキシフラボンにより、体内の脂肪が代謝されやすくなることが、日常活動時の呼吸商の評価で明らかになりました。研究報告によれば、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを摂取した人は、日常活動時の燃料として脂肪を優先的に消費することが示唆されています。ブラックジンジャーが脂肪の分解を促進し、脂肪を消費しやすくするのは、こうした実験によるエビデンスが元となっているのです。
糖と脂肪はダイエットの敵と見なされ、全面カットが理想的と思われがちですが、実はそうではありません。もちろん過剰な摂取は肥満を招いてしまいますが、糖と脂肪は人間が活動する際の大切なエネルギー源でもあるのです。糖と脂肪を極端に抑制し続けると、かえって健康や美にダメージを与えてしまう恐れがあるので注意しましょう。ダイエッターが注目すべきなのは、脂肪と糖の摂取の仕方。ナッツや青魚、お米や玄米などの炭水化物など、身体に良い食品から適度に糖と脂肪を摂取することが大切です。また、体内でどのように糖や脂肪が消費されるかという点にも着目しましょう。
※呼吸商:体内で糖質、タンパク質、脂質が燃焼する際に必要な酸素の量と排出する二酸化炭素の量の比率のことで、最も高い数値は糖質(1.0)、次にタンパク質(約0,8)、最も低いのが脂質(約0.7)と決まっています。そのため、呼吸商を計測することでどの栄養素が優先的に消費されているのかがわかり、呼吸商の値が高ければ糖、低ければ脂肪を消費しやすくなります。
ダイエット以外にも多彩な機能
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、脂肪を消費しやすくする以外にも、足の筋力に作用し歩く力を維持する、血中中性脂肪の減少を助けるなど、数々の機能が報告されています。
ただし、どんな効果を期待するかによって、推奨する摂取量や飲用期間の目安が異なりますので、ブラックジンジャーを摂取する場合は、自分の目的にフォーカスした機能性食品表示がある商品を選ぶようにしましょう。ダイエットに活用したい場合は、脂肪減少の機能性食品表示が届け出られている商品を、歩く力の維持のためなら筋力への作用にまつわる表示がある商品を選んでください。
脂肪減少の仕組みを知ろう。ブラックジンジャーはダイエットに効果的?

お腹の脂肪減少をサポートするブラックジンジャーのダイエット効果は、ポリフェノールの一種であるポリメトキシフラボンが大きく関与しています。
身体の中にある褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞にポリメトキシフラボンがどのように作用するのかなど、お腹の脂肪減少ステップをもう少し掘り下げてみましょう。
ノルアドレナリンを放出して、脂肪分解
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、ノルアドレナリンの放出を促進が報告されています。このノルアドレナリンが、白色脂肪組織の酵素であるホルモン感受性リパーゼを活性化して脂肪を分解し、エネルギーとして消費することで、内臓脂肪や皮下脂肪の減少に期待が寄せられているのです。
ちなみに私たちが普段、贅肉と呼んでいるのは白色脂肪。同じ脂肪でも、褐色脂肪細胞は体内に蓄積された白色脂肪細胞を燃やしてくれる細胞です。残念ながら褐色脂肪細胞は、年齢を経るごとに働きが低下してしまいます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンはノルアドレナリンを促進して脂肪の分解を促進し、日常活動時のエネルギー代謝として脂肪を消費しやすくすると報告されていますが、すべてのブラックジンジャー商品に同様の機能が認められているわけではありません。ダイエット目的でブラックジンジャーを摂取する場合は、脂肪減少をサポートする機能性食品表示がある商品を選びましょう。
ブラックジンジャーを摂取しても実感できないのは、なぜ?

ブラックジンジャーからダイエット効果が期待できることは、数々の研究で報告されています。それなのに「ブラックジンジャーで実感できなかった!」という人がいるのはなぜでしょうか?
効果を実感できなかった人は、知らず知らずのうちにダイエット効果を半減させる行動をとっていることが多いようです。ポリメトキシフラボンのパワーにあやかりたい人は、NG行動に気を付けながら、ブラックジンジャーを効果的に摂取するようにしましょう。
よくあるNG行動(1)暴飲暴食をしている
ダイエット中の暴飲暴食は最も避けたい行動ですが、意外にも多くの人が食べすぎたり、飲みすぎたりしています。「ブラックジンジャーを摂っているから、大丈夫!」という安心感で気が緩み、いつも以上に食欲を暴走させてしまう人もいるようです。
ブラックジンジャーはどんなに食べても痩せるという魔法の商品ではありません。ダイエットする人々が暴飲暴食をしてしまっていては、せっかくのポリメトキシフラボンのお腹の脂肪減少効果も実力を発揮できないのです。あくまでもブラックジンジャーはダイエットする人のサポーター。ダイエット中は暴飲暴食を控えて、なるべく健康的な食事を心がけましょう。
よくあるNG行動(2)効果が出る前にやめてしまっている
ブラックジンジャーは、摂取してすぐに効果が感じられるわけではありません。人の腹部の脂肪面積の変化を測った論文評価では、連続摂取の8週目以降からお腹の脂肪減少効果がだんだんと表れ始め、しっかりと有意な差が出るまでに12週間以上(または最低でも12週間)かかっています。
「ブラックジンジャーで実感できなかった」という人の中には、効果が出る前に摂取をやめてしまったり、毎日決まった量を摂取していなかったり、摂取方法に何らかの問題があることも。ブラックジンジャーの摂取方法をしっかり見直して、再度チャレンジしてみましょう。
よくあるNG行動(3)もともとのBMI値が低い
ブラックジンジャーの脂肪減少効果は、BMI 24~30の人を対象とした研究レビューで報告されています。BMIは体重kg ÷(身長m)2で算出され、日本肥満学会では最も病気になりにくい健康的な数値はBMI 22としています。
採用論文で、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンに脂肪減少の効果が評価されたのは、普通体重から少しだけぽっちゃりのBMI 24~30の人たちです。もともとBMI値が低い人やBMI値がかなり高い人は、思ったような効果が出ないかもしれません。BMI値を正しく算出するためにも、まずは今の身長と体重を確認することをおすすめします。
(例)身長158㎝、体重60㎏の方のBMIは 60kg÷1.58m÷1.58m=24.0
よくあるNG行動(4)不適切な商品を摂取している
ポリフェノールの一種であるポリメトキシフラボンには、多様な効果が期待されています。そのため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを主原料にした商品であっても、すべての商品がお腹の脂肪減少を目的としているわけではありません。
筋力への作用にフォーカスした商品だったり、他の栄養素とブラックジンジャーを組み合わせた総合的な美容サプリメントだったり、いろいろな形で販売されています。目的が異なれば、推奨される摂取方法や用量も異なりますので、脂肪減少に的を絞った商品でなければ、ダイエットの効果はあまり感じられないでしょう。
まとめ
ポリメトキシフラボンと呼ばれる良質のポリフェノールをふんだんに含むブラックジンジャーは、肥満気味の方のお腹周りの脂肪減少を助けてくれる優秀なダイエットサポート食品です。脂肪減少の機能性食品表示のある商品を選び、適切な食事や運動とともに継続的に摂取すれば、多くの場合はダイエットを後押ししてくれるでしょう。
ただし、ブラックジンジャーの力を妄信して、暴飲暴食に走ったり、商品選びや摂取方法を間違ったりすれば、ダイエットは失敗に終わってしまいます。自分のダイエットの目的を明確にして、その目的に合った商品をしっかり選ぶようにしましょう。
また、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンはあくまでもダイエットのサポートするものです。あなた自身のダイエットの意識を高め、生活習慣や食習慣を整えることで、ブラックジンジャーの力がより発揮されやすくなるはずです。
信頼の機能性表示食品
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン配合「シボリーナ」

ニッセンの脂肪対策サプリメント「シボリーナ」。ブラックジンジャーの力で、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のお腹の脂肪を減らす機能が報告されています。研究レビューでは、12週間の評価でお腹の脂肪が平均で-13.8㎠減少。内臓脂肪面積も-4.3㎠減少し、皮下脂肪と内臓脂肪の両方にアプローチします。機能性表示食品「シボリーナ」は、エビデンスに基づいた日本製の高い品質はもちろん、一日2粒目安のお手軽さ、継続しやすい価格など、毎日安心して活用していただけるよう、お客さまの声を反映して開発されました。毎日のブラックジンジャー習慣で、気になるお腹の脂肪対策を。無理なく、そして健康的に、お腹の脂肪減少を目指しましょう。
参考:
[解析対象者]
下記に該当する被験者を除いた、健常な男女52名にて解析
高血圧(収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上)
脂質異常症(HDLコレステロール40mg/dL未満、血中中性脂肪150mg/dL以上)
高血糖(空腹時血糖126mg/dL以上)
試験データ:ブラックジンジャー抽出物150mg(ポリメトキシフラボン12mg)配合品または非配合品を12週間、毎日摂取した比較試験結果
※研究レビューによる評価です
出典元:Diabetes Metab Syndr Obes.2018;11:447-458.

